足の水虫の治療期間と治療費用の比較

多くの人が、足の水虫は治りにくいと思っているのではないでしょうか?
足の水虫の体験談などを見ると、治療期間が1年以上になる方もいますね。
治療期間が長いということは、治療費用もかかることでしょう。
ここでは、体験談などを参考にしながら、足の水虫の治療期間と治療費用を比較してみたいと思います。

1)足の水虫の治療期間はどのくらい?

①足の水虫の治療期間は水虫の範囲による

足の水虫は、白癬菌による皮膚病です。
どんな病気にも軽症から重症まであるように、足の水虫にも軽症から重症まであります。
白癬菌に侵されている皮膚の範囲が広ければ、治療期間は長くなります。
また、足の水虫から爪水虫も発症している場合には、崩れ落ちた爪の組織から再感染するリスクが高くなるので、治療期間が長くなります。

②足の水虫の治療期間は角質の代謝期間による

足の水虫は、皮膚の角質という部位に白癬菌が住み着いて増殖している状態です。
角質は、皮膚の表皮細胞(1番外側の細胞)が活動停止したものです。
細胞としては生命活動がありませんが、活動停止した細胞を細胞間脂質が固める形で角質を作ります。
角質は代謝によって垢となって剥がれ落ちますが、その期間が28~56日くらいとされています。
足は心臓から遠いため、角質の代謝が遅い傾向にあります。
足の水虫の治療期間を角質の代謝を基に考えると、56日以上は必要ということになります。

③足の水虫の治療期間はどの時点で「完治」とするか難しい

足の水虫の体験談などを読むと、1ヶ月で治ったとしている人もいます。
それは、痒みや皮膚の赤みなど、自分が感じられる症状が無くなったという時期で判断しています。
ところが、角質の代謝を考えると1ヶ月での完治は、理論上難しいことになります。
これが足の水虫を「治りにくいもの」としている原因でもあります。
症状がおさまったからといって治療を止めてしまうと、知らぬ間に白癬菌が活動を開始してしまうのです。

④皮膚科を受診すると足の水虫の治療期間は短くなるか?

皮膚科を受診した場合でも、足の水虫に対して飲み薬を使うことは少ないでしょう。
そうなると、完治するまで塗り薬で治療することになります。
それならば、市販薬での治療とさして治療期間が変わるとは考えられませんね。
皮膚科を受診するメリットは、水虫と似た皮膚病との鑑別や塗り薬での治療の状態をチェックしてもらえることでしょう。
足の水虫の治療を自分でする場合でも、お医者さんと一緒にする場合でも、一定以上の期間は治療を続ける必要があるということですね。

2)足の水虫の治療費用

足の水虫の治療費用を考える上で避けて通れない問題は、治療期間がどのくらいになるかということです。
治療期間が長くなれば、治療費用も上がっていきます。
ここでは、最も軽症の足の水虫が完治するまでを2ヶ月、再発を防ぐための治療を1ヶ月、合計3か月と仮定して算出してみましょう。

①市販薬での足の水虫の治療費用

足の水虫の市販薬をざっと調べたところ、クリーム剤1本で680円~2200円でした。
足の水虫の場合、赤み・カサカサ・ジュクジュクの部分だけでなく、足の裏と指の間全体に薬を塗るほうが効果的です。
そうすると、1本を2週間くらいで使い切るのが理想的です。
もちろん、少ない量を塗り伸ばせば1本を1ヶ月くらい使うことができるでしょう。
しかし、それでは薬の量が少なくて効果が出ない可能性があります。

これらを考え合わせると
治療期間3か月=足の水虫の市販薬6本で、4080円~13200円程度となります。

②皮膚科での足の水虫の治療費用

健康保険を使って皮膚科に受診した場合は、次の費用が算定されると考えられます。
・初診料=2820円(最初のみ)
・検査料=710円(ほとんどの皮膚科で、白癬菌の確定を行うために検査をする)
・再診料=720円
・薬剤処方料=680円(院外処方の場合)
・薬代=外用の抗真菌剤
(クリームタイプのもの1本およそ60円・ジェネリックならもっと安い)
・調剤料=100円(院外処方の場合)

初回の受診では、
初診料2820円+検査料710円+薬剤処方料680円+調剤料100円+薬代(60円×2本)=4430円

再診では、再診料720円+薬剤処方料680円+調剤料100円+薬代(60円×2本)=1620円

完治するまでに3か月と考えると、初診+再診2回=7670円となります。
この他に、指導料・管理料・処置料などが算定される場合があります。
健康保険の種類により、自己負担の金額は3割~1割となります。

終わりに

足の水虫を市販薬を使って自分で治療する場合も、皮膚科に通って治療する場合も、悪化させて長期化すれば治療費用が高くなります。
早期に治療を始めることと、途中で止めないことが足の水虫の完治への道ですね。

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