爪水虫の原因(足と手の場合)

爪水虫は手や足の爪に白癬菌が感染することによっておこる疾患です。最近は男性のみならず女性にも爪水虫で悩む方が増えてきています。その原因のひとつにマニキュアなどのネイルアートがあります。マニキュアと爪水虫に一体どのような関係があるのでしょうか。足や手が爪水虫になってしまう原因についてご説明します。

爪水虫はなぜ起こる?爪水虫の原因菌とは一体

出典:https://medicalnote.jp/contents/170612-012-LW

爪水虫は白癬菌という真菌によって引き起こされる疾患です。

爪の中に存在するケラチンというたんぱくをエネルギー源とし、白癬菌は爪に繁殖して爪水虫となります。

一度白癬菌に感染すると、治療を行わない限り完治することはありません。

 

白癬菌が足の皮膚に感染することで起こる「水虫(足白癬)」と比べて、爪水虫(爪白癬)は完治するまで時間を要します。爪の中に潜り込んだ白癬菌を死滅させるまでに時間がかかることと、爪自体が新しく生え変わるまでに時間がかかるためです。

一度かかってしまうとやっかいなのが爪水虫なのです。

原因は何?足の爪水虫

爪水虫は、足の爪にも、手の爪にも発症する可能性があります。足の爪水虫にかかってしまう原因とは一体何でしょか。

感染経路

足の爪水虫を突然発症することはまれで、爪水虫患者の多くが足水虫も併発していると言われています。

足水虫や爪水虫の感染経路として考えられるのは

  • 家庭内での家族からの感染
  • 公共施設などで備品を共有することでの感染

だと言われています。

最も感染経路として可能性が高いのが、家族からの感染です。

ターンオーバーによりはがれおちた角質や爪に白癬菌が付着していた場合、その白癬菌は死滅せずに1年ほど生き続けると言われています。

爪水虫や足水虫患者が使用したタオルやスリッパ、バスマットなどを共有したり、床に落ちた角質を素足で踏んでしまうことで、白癬菌が家族にうつり、水虫が感染していく可能性があるのです。

こんな人は要注意!足に爪水虫ができやすい人の特徴とは

  • 毎日の入浴習慣がなく、皮膚が不潔な人

白癬菌が足に付着してしまった場合、すぐに水虫や爪水虫の症状が出るのかというとそうではありません。白癬菌が皮膚や爪の中に入り込んでいくまでに、約1日は必要と言われています。

白癬菌は水で洗い流すことができるため、毎日入浴して皮膚を清潔に保っている人であれば爪水虫になるリスクは低くなります。

  • 蒸れた靴や靴下を長時間履いている人

白癬菌は高温多湿な条件で活性化します。そのため、蒸れた靴や靴下を1日中履いている人も爪水虫になりやすい人の特徴と言えます。

最近では女性の患者も増えてきました。その原因は蒸れたストッキングやブーツを長時間着用していることだと考えられています。

原因は何?手の爪水虫

爪水虫の感染は、患者の90~95%が足の爪に発症すると言われています。しかし、手の爪にも感染する可能性はあります。手の爪水虫になってしまうのは、どうようなことが原因となるのでしょうか。

感染経路

手の爪水虫も基本的に感染経路は足の爪水虫と同様です。

一番注意すべきは、やはり家庭内での家族からの感染です。

そして、その他に注意すべき点はすでに自分自身が足の爪水虫や足水虫に感染している可能性があるということです。

 

爪水虫は白癬菌が高温多湿な環境で活性化し、たんぱくを栄養源として繁殖する病気です。

足は靴や靴下などで蒸れることがよくありますが、手は基本的には高温多湿な環境下に長く放置されるということはありません。そのため、手に爪水虫ができる可能性は足に比べ圧倒的に低いのです。

しかし、それでも手に爪水虫ができてしまう人はいます。

手に爪水虫ができる場合、足の水虫や爪水虫をすでに発症しており、手の爪に白癬菌が付着してしまったという可能性が大いに考えられるのです。

こんな人は要注意!手に爪水虫ができやすい人の特徴とは

白癬菌が手の爪に付着したからといってすぐに爪水虫になるわけではありません。

手に爪水虫ができやすい人は、以下のような場合が考えられます。

  • 自身が足水虫や足の爪水虫患者の人
  • 家族に爪水虫患者がいる人
  • 手や、手の爪に傷がある人
  • 入浴や手洗いを頻繁にする習慣がなく、不潔である人
  • 家の掃除をあまりしない人
  • マニキュアやジェルネイルなどのネイルアートをよくする人

特に、女性の場合、マニキュアやジェルネイルといったネイルアートをする人は注意が必要です。

ネイルが剥がれた状態は、爪がじめじめと多湿になりやすい環境です。そこに白癬菌が付着すると、ネイルをはがした時には白癬菌が爪の中にもぐりこんでいたということにもなりかねません。

爪水虫にならないためには、とにかく手指を清潔に保つということが重要です。

まとめ

爪水虫は手にも足にも発症する病気です。しかしその発症割合は足の爪水虫が9割以上と圧倒的に多いということをお伝えしました。

手と足、どちらの場合も入浴や手洗いなどを行う習慣があまりなく、不潔であることがとても大きな原因と考えられます。

一度発症すると完治するまで大変な爪水虫です。爪水虫にならないように生活習慣を見直して、感染のリスクを減らしていきましょう。

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