爪水虫塗り薬の新薬クレナフィンとルナコックはどう違う?【皮膚科病院での処方薬一覧】

病院の皮膚科に受診して爪水虫の治療を行う場合、飲み薬か塗り薬どちらかの治療方法を選択することになります。塗り薬には、クレナフィンの他に2016年からは新薬としてルコナックも使用できるようになりました。病院の皮膚科で処方されるクレナフィンとルコナックの違いについて比較説明いたします。

 

皮膚科病院で処方される爪水虫の塗り薬【クレナフィンとルコナックの比較】

クレナフィン ルコナック
発売開始日 2014年9月  2016年4月
有効成分  エコフィナコナゾール  ルリコナゾール
薬価 1本約5900円 1本約3492円
治癒率 17.8%  14.9%
副作用  皮膚炎、水泡、赤斑、腫脹、疼痛 皮膚乾燥、接触皮膚炎、爪囲炎、湿疹
使用方法 1日1回塗布 1日1回塗布

上の表は、病院で処方される爪水虫の2つの塗り薬「クレナフィン」「ルコナック」を比較したものです。

それぞれの薬について、詳細をご説明していきましょう。

日本発!爪水虫の塗り薬【クレナフィン】とは

出典:http://clenafin.jp/product/photo.html

・発売開始日

クレナフィンは、2014年9月2日に科研製薬より発売されました。それまで日本の医療における爪水虫薬は、経口内服薬しかありませんでした。

クレナフィンが日本で初めての外用爪白癬治療薬となりました。

・成分

出典:http://clenafin.jp/product/character.html

クレナフィンはの有効成分は、エフィナコナゾールです。白癬菌に対して高い抗真菌作用があることが分かっています。

・薬価

薬価は、1gあたり1657.50円です。クレナフィンは3.56gなので、1本約5900円となる計算です。

・治癒率

クレナフィンを1年間毎日使用した場合の完全治癒率は17.8%です。

・副作用

クレナフィンの副作用には、皮膚炎、水泡、紅斑、腫脹、疼痛があります。

・使用方法

出典:http://clenafin.jp/use/

クレナフィンは1日1回、患部に塗布する塗り薬です。

キャップを外すと先端部分がハケになっているので、手を汚すことなく薬液を塗ることができます。

 

爪水虫の塗り薬に新薬登場!【ルコナック】とは

出典:http://luconac.com/material/index.html

・発売開始日

ルコナックは佐藤製薬株式会社と株式会社ポーラファルマから2016年4月に発売されました。クレナフィンに続く、日本で2番目の外用爪白癬治療薬です。

・成分

出典:http://luconac.com/characteristic/index.html

ルコナックの有効成分はルリコナゾールです。イミダゾール系の抗真菌薬であるルリコナゾールは、爪水虫の原因菌に強力な効果を示すことが確認されています。

・薬価

ルコナックの薬価は1gあたり997.8円です。ルコナックが1本3.5gなので、1本あたり約3492円となります。

・治癒率

ルコナックを1年間使用した人の完全治癒率は、14.9%とされています。

・副作用

ルコナックの副作用として、皮膚膚乾燥や接触皮膚炎、爪囲炎、湿疹があります。

・使用方法

出典:http://medinfo-sato.com/patient/pdf/34_luconac_underlay.pdf

ルコナックは1日1回、患部に塗布する塗り薬です。

製品の先端部分は修正ペンのようになっており、逆さまにして軽く押しつけることで薬液が出てきます。爪の上からのみならず、爪と皮膚の間にも薬液を塗ると良いようです。

 

クレナフィンとルコナック、比較するとどちらが良い?

・効き目はどうか

せっかく処方してもらうなら効果が高い方が良いですよね。クレナフィンとルコナック、一体どちらがよく効くのでしょうか。

治癒率を比較してみると、1年間使用した場合の完全治癒率はクレナフィンが17.8%であるのに対し、ルコナックが14.9%でした。これだけ見ると、クレナフィンの方が効果があるように感じます。

しかし、病院で処方される爪水虫の飲み薬であるラミシールの場合、16週治療した際の完全治癒率は55%でした。飲み薬は全身性の副作用が出ることもあり、全ての爪水虫患者に使用することができるわけではないのがデメリットですが、塗り薬と比較すると治療効果が高いことが分かります。

 

・治療費はどうか

クレナフィンとルコナック、それぞれ治療にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。

クレナフィンは1本あたり約5,900円、ルコナックは3492円でした。

1日1回、爪5本に薬を塗ると考えた場合、クレナフィンは1本で約2週間、ルコナックは1本で約4週間分です。

あくまでも目安とはなりますが、クレナフィンを治療で使用した場合、ルコナックの3倍かかる計算となります。

 

・効き目をとるか、治療費をとるか?

クレナフィンとルコナックを比較していえることは、クレナフィンの方がルコナックに比べて効果はあるが値段が高いということです。

爪水虫の治療は短くても半年、長くて1年以上かかってきます。白癬菌が完全になくなるまで治療を続ける必要があるため、途中で治療をやめてしまえば一生完治することはありません。

治療効果がある薬を使用して、少しでも早く治療を終えるか、治療費が安い薬を使用するか。

医師と相談しながらご自身にあった治療薬を選択しましょう。

 

まとめ

クレナフィンとルコナックについて、それぞれ情報を比較しました。

それぞれメリットデメリットがあります。治療にどの薬を使うかは、薬についての情報をよく確認した上で、医師と相談して決めてくださいね。

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